本科クラス
HONKA CLASS
MEDICO
メディコ
独創性×好奇心×革新性で
社会課題に挑む

MEDICO(メディコ)の由来は「 Mastery Education for Dedication with Innovation, Curiosity, Originality.」
独創性と好奇心、革新性を持って、社会に貢献するために必要な技能や資質を完全習得することを目標として設計された教育プログラムです。
21世紀に医学を志す者には、医学に関連するあるいはその周辺の科学技術に対する高いリテラシーをもつことが重要であり、その中でもICT機器の発達に伴う医療技術の革新は目前に迫っています。医学だけでなく世界に存在する社会問題は人々のさまざまな行動が非常に複雑に絡み合った結果であり、正しい洞察なくして、その課題を解決するための方策を考えたとしても別の課題を引き起こす可能性が高いでしょう。
以上のことから、〈医療〉に携わろうと志す者には「革新に適応するだけの科学リテラシー」が、〈社会課題〉を解決しようとする者には「課題を経緯から紐解く力」がそれぞれ求められます。これらの力は、「数学・科学」を中心とした学びによって包括的に鍛えることができると、私たちは確信しております。その確信を現実にするためのプロジェクト“MEDICO”がスタートします。

MEDICO class scene
MEDICO 授業風景
文理の学問体系を超え、現代の学問の隅々に根を這わせていく
学びのMEDICOクラス授業
MEDICOでは、人間や技術に敬意を持ち、深い知性で社会全体の進歩にコミットできる生徒を求めています。
このプロジェクトでの学びを活かして、医学やデータサイエンスといった切り口を中心に世界を前進させる力をもった人材の輩出をめざします。
MEDICOにおける理科は現実を測定し、定量化することを通じてクリティカルな物の見方を習得する学びです。知識に基づく科学的洞察力を活用して実験を設計し、収集したデータの緻密な分析を行うことで、知識だけで語らない、正しく現象を見つめて分析するサイエンスの姿勢を養います。

数学では代数、幾何、関数、統計の4領域で数学的思考に不可欠な定義、分解、比較、構造化、モデル化を学びます。MEDICOの数学はミクロレベルの詳細分析とマクロレベルの全体理解を行き来するシステム的アプローチに基づいており、複雑系を解明する楽しみを通じてロジカルな思考家を育成します。

【ファクトからのエビデンス創出】と【コンテンツからコンテクストの生成】、これがMEDICOにおける情報の学びの在り方です。生徒が自身で厳選したデータセットから洞察を抽出し、生成系AIと協働して新たな価値を創造します。この実践を通じて、生徒はデータとのクリエイティブな向き合い方を身につけます。

*2025年度入学生が中学2年次から初めて実施するプログラムのため、内容は変更になる可能性があります。
*MEDICOへの進級には、入学試験でMEDICO入試を受験し合格する必要があります。本科入試で入学した場合も、定員等を考慮して成績や志望理由に基づきMEDICOへの進級も可とする場合があります。