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2023.12.07
4年
【4年生】現代の国語 ディベート
11月15日(水)、4年生は現代の国語の授業でディベートを行いました。生命倫理、特に死というものをとらえ直すことを主旨とした評論文の読解から学びを広げ、深めた活動です。論題は、「新型出生前診断は命の選別であり、それは産科医療における『滑り坂』であるという意見に賛成か、反対か」という難しいものでしたが、チームに分かれて立論原稿の作成、相手を納得させる根拠の収集等、協力しながら準備を進めることができていました。
ディベート当日は緊張のあまり、質問に答えられなかったりうまく反論ができなかったりした生徒も多く、授業後には「今なら言えるのに…!」という嘆きも聞こえてきました。ディベートの結果としてはA組は賛成派、B組は反対派が勝利しましたが、「答えのない」問いに真剣に向かい、議論をしたことそのものに一番の学び・収穫があったと思います。ディベートは事前準備の綿密さ、特に立論の内容によって議論の深みが変わってきますが、一方で、相手の質問にその場で答える即応性も求められます。PBL型授業はもちろん、引き続きこのようなディベート活動等も積極的に取り入れ、論理的思考力や表現力を身につけることを目指していきたいと思います。