サレジアン国際学園世田谷中学高等学校

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2024.09.09

学校生活

【バレーボール部】カトリック大会ベスト8!!

バレーボール部は8月24日(土)・25日(日)に開催された関東地区カトリック校女子球技大会に出場しました。このカトリック大会はコロナ禍の2回の中止を経て、今年度63回目となる由緒ある大会です。本校バレーボール部は、創部以来そのカトリック大会での優勝を活動の最大の目標として掲げ、その意志は先輩から後輩へと確実に受け継がれ、練習に励んできました。20回優勝という最多優勝記録を更新すべく、今年もチーム一丸となって優勝を目指してきました。今年度の夏のスローガンは「Return Match~拾う我らに勝利あり」ということで、最後まで粘って拾って繫ぐバレーをテーマでしたが、最初は連携がうまく取れずにお見合いをしてしまったり、ノータッチで落としてしまったりすることも多く見られました。しかしながら、メンバー同士のコミュニケーションを大切にして1日1日の練習を積み重ねていく中で、「拾う」バレーができあがっていきました。

卒業生もたくさん叱咤激励に駆けつけてくれ、20年以上前に卒業した方から昨年度卒業した卒業生まで、年齢を問わずバレーボールが繫いでくれた絆で部員を鍛えてくれました。8月後半の練習ではスターティングメンバーの体調不良やケガなどもあり、ベストコンディションとはとても言えない状況で大会当日を迎えることになりましたが、暑い体育館の中で、控えの選手も緊張をはねのけて出場し、全力を尽くしてスターティングメンバーを助けてくれました。最上級生となる5年生だけではなく、まさにチーム一丸となって戦った2日間でした。

5年生にとっては三度目の出場となり、これまであと少しのところで大会2日目出場を逃してきた悔しさを晴らすために、この1年も必死に練習を重ねて来たので、「何としても」という思いをぶつけてチームを引っ張ってくれました。初日の3チームリーグ戦では拮抗する3チームでの対戦で大接戦となり、惜しくもリーグ2位としてトーナメント戦に進出しましたが、田園調布雙葉学園に勝利を収め、見事大会2日目進出の切符を勝ち取りました。この喜びは何にも代えがたいもので、皆で抱き合い、涙して喜びました。

念願叶った大会2日目は初戦から昨年度優勝校の聖セシリアとの対戦で、高さとパワーのある攻撃に対してひるむことなく「拾う」バレーで粘り強くラリーを重ねたものの、やはり圧倒的に勝る攻撃力を前に完敗となりました。それでも、全員が「悔しかったけど楽しかった。全力でぶつかって自分たちのバレーができた」と晴れやかな顔で終えられたので、それが今年度の一番の成果だったと思います。

今年度の大会を通じて、改めて感じたことは「感謝」です。毎日の生徒の生活を支えてくださり、暑い中長時間応援し続けてくださった保護者の皆様、忙しい中生徒のために駆けつけてくれた本校教職員、生徒友人や卒業生……。数えきれない方々の支えや応援があって、このカトリック大会を迎え、ベスト8という成績を収めることができました。「チームサレジアン世田谷」として皆で戦っていることを改めて感じられたカトリック大会でした。晴れやかな悔しさを胸に、「感謝」の気持ちを忘れずに、また来年のカトリック大会に向けて「優勝」の目標を1日も忘れることなく練習に励んでまいります。皆様、本当にありがとうございました。

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