本科クラス
REGULAR
CLASS
REGULAR CLASS
本科クラス
探究者たる姿勢で学ぶ6年間
本科クラスは、「熱く探究する生徒」の育成をめざします。軸となるのはPBL型授業とゼミ。
ゼミでは学年の枠だけではなく、学問の枠組みさえも超えて、生徒個人の「熱意」に火をつけ、生涯の探究課題を見つけていきます。
一人ひとりが主体的に課題を見つけ、4年間かけてそれに取り組むことで、本校が掲げる5つの柱を体得していくことになります。
本科には「生徒の本気を引き出す」本気の先生が待っています。
SEMINAR
ゼミについて

ゼミとは、生徒自らがテーマを設定して研究に打ち込む個別の探究活動のことで、1年の「プレゼミ」、2〜3年の「ゼミ」、4〜5年の「ゼミEX」という3段階に大別されます。
1年の「プレゼミ」では、今までの勉強とは違う「学問とは何か」や、研究のベースとなる手法などについて学びます。2〜3年の「ゼミ」では自身が熱意をもって取り組むことのできる探究テーマを決めてリサーチを進め、4〜5年の「ゼミEX」ではこれをさらに深化させます。
ゼミの進展と探究シーンに応じて、サレジアンの教員は柔軟に立場を変えながら、生徒の熱い想いを支えていきます。
サレジアン国際学園世田谷のゼミの特徴は、学際的であることです。1つのテーマを設定しても、アプローチ方法や分析すべき観点は多岐にわたることが多く、また、課題も多くのジャンルにまたがっています。分野横断的かつ、新しい発想を創造しやすい環境で研究することができるのが、本校のゼミの特徴です。

・生徒自身が今後4~5年間、
熱意を持って探究したいテーマを模索する
・勉強とは違う「学問とは何か」を体感する
・調査や検索、執筆や発表の作法を身につける

「プレゼミ」は4つのタームに分かれた体験プログラムを用意しています。
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Aターム
多面的に捉える
・ひとつの物事も、視点を変えれば見え方が異なる
1つの物事(ニュースなど)をゼミの3つの学問分類から見たとき、どのような課題や視点が浮かび上がるかを考えるワークショップ
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Bターム
発想を広げてぶつける
・思考を発散させる
・お互いのアイディアが化学反応するキーワードを設定し、そのキーワードと学問分類を掛け合わせると、どういった視点が生まれるかを考える「かけ算ワークショップ」
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Cターム
“自分”の解像度をあげる
・自分の興味や惹かれるものを知る
・深めることを楽しむ生徒自身の興味関心に基づき、どこに軸足を置くかを見極めながら、それぞれが選んだテーマを学問的に深めていく体験
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Dターム
探究の入り口に立つ
・1年間の学問体験から軸を定める
・お互いのアイディアが化学反応する生徒が提出した所属希望ゼミの志望理由や、ゼミでの探究テーマについて面談。ミスマッチを防ぎながら、興味の根っこを探る
興味とゼミのマッチング
STUDY PROGRAM
学習プログラム
英語は充実の週8時間。そのうち3時間(英語β)がインターナショナルティーチャーによるオールイングリッシュの授業です。
1週間の時間割(例)

本科では、「対立とジレンマ」「視野を広げる」「学びを深化させる」をテーマに、多様な校外学習のプログラムを用意しています。1学期にはAkeruE(パナソニックセンター東京)を訪問し、「なぜ・何が・どうして・どのように」という科学的な思考を、体験しながら学びます。
10月には野外活動(学年合同)として八ヶ岳の自然に触れ、地元の農林畜産業・大工仕事等のコース別体験をします。夜には異なる体験を持ち寄ってフィードバックし、お互いの価値観を刺激し合います。また11月には、つくばサイエンスツアーを実施。プレゼミで深めている興味関心に基づき6コースの中から1コースを選び、専門知に触れます。実際の研究現場に足を運ぶことで学問への念を強くし、研究に向かう意欲を高めます。
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パナソニックセンター東京
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